もくじ
ミニバイクレースをしてみた話
結婚する直前ですが、ツーリング仲間となんらかのレガシィを残そうと
仲間内で流行っていた事もありミニバイクレース耐久にエントリーするべく
XR100を購入
2019年現在ではGROMがリリースされていてGROM CUPなどが開催していますが、2009年当時はAPEとXRでのレースが盛んに行われていた時期でもあります(NSR50・KSR110・KSR80も混走するレースも多々ありました)
しかし、ビルドアップして80kg越えの私がまともにやっても勝てないので
レースの中でも2時間耐久レースでも排気量は125ccまでボアアップ可能で周回数を規定秒を切らないのが条件のレースを狙って車両を作りました
超ふざけた外装ですが…
(博多ニワカは福岡県民の証)
F・Rサスペンションは勿論、エンジンは125ccにボアアップされ、吸排気もレースチューニングを得意としている(しかもミニバイクは扱わない)グリフィンモータービルドさんにお願いし全体的にまんべんなくファインチューニングした結果・・・
出場2位回目で優勝できました
!(^^)!
バイクを通して知り合って、友達になって同じ場所で会っては駄弁ったりツーリングしたりサーキットでタイムアタックしたり・レースしたり(レガシィも残せた)
バイクによるコミュニケーションとは本当に凄いものなのだと心からおもいました。
いただきものをレストアし乗ったという話
FZ1を大破させてから二年ほど経った頃、グリフィンモータービルド代表様から
「ゆず君、乗り手がいないCBがあるから要る?」
…っという何ともありがたいお話があり
CB750Fzをいただきました
室内保存とはいえ、数年動かしていないそのマシーンは各部位が錆びていましたので、まずは磨いて磨いて
バイクに乗れても、触る事を極力拒んできた自分では手におえず沢山の友人たちに沢山手伝ってもらって
外装はオールペンと装備は当時モノにすべて変えて大がかりなものはグリフィンさんにお願いしてやっと思いで…
CB750Fzボルドール1
ができました!
このCB-Fができてからはミニバイクを辞めざるをえなかったんですよね…
ズバリなぜかというと!
凄くお金がかかるんです!旧車って!(;’∀’)
※そこら辺は別の話で
しかし、旧車CBって現行のマシンより遅いってずっと思っていたんですが
〇タイヤ→バイアスでフロント19インチリア18インチ
〇エンジン→馬力も水冷に比べるとかなり劣る
〇車重も実は重たい
ですが、走ると何ともドッシリとしていてコーナーもしっかりと体重移動をしてあげると実は曲がるし、少しレスポンスは重いですが立ち上がってからは早い!
峠やツーリングも面白いんですよ!
このしっかりと体重かけてあげるとかが更にライディングテクニックを上げてくれたと本当に思います。
ただ、とんでもないところが壊れること、イニシャルコストがかかり過ぎる事がやっぱり維持が難しいところでしょうね・・・
結婚してからのバイクライフもかなり充実していたのですが、仕事が大きな転換点を迎え私も社の重要なポストにつくことになり
そこから自然とバイクに触れる時間が短くなります、部下を持ち責任ある立場に立つと人間は変わらないといけないっていう風に気持ちが仕事にシフトしていきます。
最後に大事なのは”好きなことをしよう”だった
自分がやりたいことの為に働き賃金を得るしかし働いて行けば年々ベースアップや役職をもらう
責任が重くなる立場になるもので、一時期バイクを見るのも嫌になる時期がありました
私には子供が居ないのですが、子供を授かった人たちはこの事以外にも子供たちにも大きな責任を負って生きていかなければならないわけで
バイクに関してはというと、たまに乗っても本当に数キロ走る程度
バイクの仲間たちに呼ばれても何となく出ていけないような、そんな心を病んだ時期を数年過ごしました
しかしそんなある日、十数年来のバイクでの親友に
「ゆずさん!冒険しましょう!」
っとオフロードに誘われます、実際未経験だった
未舗装路を走りました。
「あそこのダムとダムは一山超えれば繋がってるみたいですよ!」
なんて話しながら、息も絶え絶えにバイクを走らせ
川をまたいだり道なき道で進んでも断崖絶壁があって行けずにUターンしたり
崖崩れ起こしてるトコを何とか通過したり
※殺す気かって思いました(笑)
終わった頃には
バイクも私もドロドロです
でも、この時
オフロードも人生も同じだ!
考えたってしかたない!前にしか行けない!
ぶつかって失敗したって良いじゃないか!
全部経験になるじゃないか!
好きなことをしよう!
っと、満身創痍の私は考えていました
責任をもって仕事をすることだって家庭を守る事だって
”好きなこと”のためにだったら受け入れられる、そう強く思いました
そこからのバイクライフはどんどんポジティブになっていくのでした
バイクブロスより引用
ゆず氏、冒険してまた走り出す
一人の親友おかげでゆず氏は復活できた!
バイク乗りの皆さんは金銭的・時間的制約などの同じ悩みを持ち、その中でできる最大限を費やしバイクに乗っていると思います
だから私もできない理由を考えるより、できる為にどうしたらいいかを常に考えて行動するように思考がシフトいきます。
ポジティブ思考のままに・・・
2015年には
NINJA250SLを購入
2019年現在も乗り続けているマシーンで、サーキット専用車です(^^)
サーキットを走るというのは最初は仲間と行くイベント的なものでしたが
- 一回本気でサーキットと向き合ってタイムを出してみたかった
- サーキットでしか得られないスキルを鍛える為
最終的に上手くなれば結果→更にバイクライフが楽しくなる!
KAWSAKIがSPA直入サーキットで『NINJAフェスタ2015』をおこないました
車体が小さく、仲間からキショイと言われた一枚
このバイクは切れ味が鋭い!
※今まで乗ったバイクの中で一番
250ccのバイクでサーキットを走る楽しみは大型車と全然違って如何に前回エリアを作っていくかを考えて走る事を教えられました。
それからはお金の都合と天候さえあればサーキットへ通うのでした、そこで得たものは
- サーキットで走行するうえで必要なもの
- タイヤやオイル等の消耗品の選定
- 自己で出来る整備
- サーキットで早く走るためのカスタマイズ
- マシンを操るスキル
上記の事が確実にレベルアップしていきました
→自分でタイヤ交換とオイル交換はできるようになりました^^
そうしていくとバイクライフというものは格段に充実していきます!本当!
充実しながら2016年を迎えていきます
がっ・・・しかし!
とんでもないことは突然やってくる
2016年の新年早々の話ですが、正月太りと戦う為に自転車を買って通勤していました(約16キロの往復)
自転車っていうのは結果が出やすく、太った体を鍛えるのも体重を落とすのも楽ちんでした
この年の目標設定の中に2016年はSPA直入サーキットでのタイムを50秒台に入れることができたらスプリントレースに出る事を睨んだ体づくりの意味合いもあって、ペダルをこいでこいで
順調な体重下落を楽しんでおりましたが…
※非力な250ccクラスでは体重も重要なファクターです
自転車通勤の二週間目のある日の朝…
ゆず氏は交差点を切り込んできた自動車にハネられます
記憶はおぼろなのですが、かなり上空にハネ上げられて激しく地面に叩きつけられ そのまま地面を転がって歩道に乗って
気づくと→救急車で搬送→病院のベッド
症状は左肩の肩鎖関節脱臼(三つある靭帯の断裂)でした
結局のところ手術や入院をし、バイクはおろか仕事もまともにできない体になってしまいました。
やっぱり体は資本、仕事もバイクも動くからだあってこそ
2016年から2017年の前半までは、なんとか仕事をしてリハビリをしていた記憶しかないです(;’∀’)
一日が家→職場→病院→家→職場→病院…の三角形で構成されているよう(笑)
時に三角巾をした腕を見ては未来を想像して鬱っぽくなったりしてました、実際上がらないし動かすと激痛が走るので動かせないのがジレンマです
ただ、嫁さんに毎日毎日励まされたおかげで
”メンタル”が戻ってって来て
『治してまたバイクに乗るんだ!』
という気持ちにシフトすることができました、本当に感謝です!(^^)
そこからは毎日リハビリ・トレーニング(特にはウォーキングとできる自重トレーニング)をはじめ、それと共に食事も見直し
結果、自転車に乗る前よりも13kgの体重落とすことができました!
※しかし、肩関節の拘縮と痛みが残り2019年現在でも肩は上がりません(;’∀’)
最悪を経験するとメンタルはポジティブになることを知る
そこからの私は、どんな事柄でもポジティブに物事を考えられるようになれたと思います
全部が全部ではないですがバイクのことであれば
肩関節が動かないのなら他の関節を使って操作すればいい!
その体制が疲れやすいなら腹筋や背筋を鍛えて乗れる時間を延ばせばいい!
できないからできるへポジティブに行動に移せるようになりました
※かといって事故や病気になれという話ではありませんがキッカケは大事ですね^^
伏せて乗れば肩を使わなくていい
っていう簡単な発想。
そこから2018年までは痛いながらも、仕事もバイクライフもポジティブに変換させて
40代半ばを超えましたが
これからもバイクライフを充実させられるれると思うと心が弾みます!
ケニー・ロバーツやフレディ・スペンサーのようなヒーロー達にはなれませんが
バイクライフを人以上に楽しもうと思っています(*^^)v